長野県 伝統工芸品 木曽の名品 「お六櫛」
木曽が誇る伝統工芸品「お六櫛」
みねばりの木を用い、熟練の職人によって一つひとつ手作業で仕上げられた逸品です。
300年以上受け継がれてきた伝統と技、そして職人の技が光る貴重な櫛をご案内します。
[歴史と由来]
1700年、木曽美人として名高かった「お六」さんは頭痛に悩まされていました。
御嶽山に祈願したところ「みねばりの木で櫛を作り髪を梳きなさい」という御告げを受け、実行すると頭痛が治ったといわれています。
以来、「お六櫛」と名付けられたこの櫛は、「みねばり」「つげ」「柞(いす)」の木を用いて作られ続けています。